今週のお題「肉」
お肉を食べておなか一杯になると幸せを感じますよね。
東京圏のビジネスマンにお昼の幸せを運んでいる「玉子屋」の社長が書いた本を紹介します。
- 本の紹介
- 本の目次
- 本の感想
- 本の情報
A.本の紹介
「玉子屋」って知っていましたか?私は東京圏在住ではないので知りませんでした。
ただ、会社に毎日同じように来るお弁当屋さんはすごいなと思っていました。
(私は自作のお弁当派なのですけど、、、)
そんな毎日のお弁当を、一日7万食作って、配達している会社の成り立ちと、仕組みと2代目社長の経営方針が書かれている本です。
これを読んで、巻頭のお弁当の写真を見たら、玉子屋のお弁当を取っている会社で働きたいなあと思ってしまいます。
B.本の目次
C.本の感想
1章、3章では、2代目社長への事業継承のノウハウ?が書かれていました。
あくまでも成功例ではありますが、参考になるかもしれません。
しかし、なんたってすごいのは一日7万食を毎日作って、配達するということ、
さらに、このお弁当は当日9時から10時半までの注文で12時までの到着するということを知り驚きました。
職場までの配達付きで450円、
コンビニのサンドイッチとお茶で済ましている人にとっては少し高いと感じるかもしれないけど、朝はコーヒーだけで出社している人にとっては、昼食をしっかり食べて夕方までのエネルギー源にできるのでちょうどいいですね。
ただ、代金の回収についてどうなっているのかなと思いました。一部ではその都度、現金売りも行っているようですが、たぶんそれぞれの会社の担当者が取りまとめるとか給与引き落としとかで行い、一人ひとりからの回収がない分手間が省けている感じがしました。そうなると、事務のお弁当係の人をおける規模の会社でないと取り扱えないということかもしれません。(これは推測です。実際はわかりません)
どんな会社にも使えることとして、4章の人材育成についてです。
採用のポイントは「素直な心」「感謝する気持ち」「他人のせいにしないこと」
職場で一緒に働きたい人のイメージですね。ほんと、いい人ばかりの職場だと少しぐらい仕事が忙しくても、楽しくいい気持で働けます。
もし、あなたが職場でお昼のお弁当を配達してもらって食べているのなら、ぜひおすすめです。
おすすめ度 ★★★★☆
D.本の情報
(日替わり弁当のみで年商70億円スタンフォード大学MBAの教材に)
著者 菅原勇一郎 (玉子屋社長)
発行所 扶桑社
発行日 2018年12月1日