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読後記録「アマゾンの最強の働き方」 コリン・ブライアー、ビル・カー


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 A.本の紹介

 B.本の目次

 C.本の感想

 D.本の情報

 

A.本の紹介

もはや誰もが知っているアマゾン、もしかしたら、Z世代はジャングルのアマゾンを知る前にこっちの”アマゾン”を知っていたのかもしれません。

そんなアマゾンが成長し続けてきた理由がわかる一冊です。

 

B.本の目次

 はじめに

 ・成功の最大の要因は何か?

 ・「アマゾンの働き方」の構成要素

 ・「ジェフの影」になり、分かったこと

 ・「デジタル系新規事業」の立ち上げを牽引

 ・あらゆる規模の企業で使える手法

 

1.アマゾンの働き方ーー仕事のプリンシプルーー

 1.土台ー「プリンシプル」を心に刻む

 2.採用ー「バー・レイザー方式」で厳選する

 3.組織ー「シングルスレッド・リーダー」が率いる

 4・コミュニケーションー「6ページ」で伝える

 5.ワーキング・バックワーズー「理想的な顧客体験」からスタートする

 6.評価指標-アウトプットより「インプット」を見る

 

2.創造の方法ーー新たなものはこうして生まれるーー

 7.キンドルー決断したら「迅速」に行動するのみ

 8.プライムー「顧客へのこだわりと長期的思考」を貫く

 9.プライム・ビデオー「サブスクリプション」の難題を解く

 10.AWSー「ワーキング・バックワーズ」で成功をつかむ

 

C.本の感想

 私のような年代にとって、

・初めてアマゾンで購入した時の便利さ

キンドルを体験した時の感動

・プライムに急にさりげなくプライムビデオがついてきたときの衝撃

・そしてファイヤースティックを使えばTVでネット動画を視聴できるようになった時の喜び

をリアルタイムで感じてきたはずです。

そして、アマゾンがどんどん進化していくことを目の当たりにして、いったいどうやって次々と新しいことで成功しているのだろうと疑問に思っていました。それがこの500ページに及ぶ本の中で紹介されています。

「はじめに」でも紹介されているように、

”4つの理念”

・お客様へのこだわり

・長期的発想がすべて

・成功と失敗の両方から学び続ける

・優れた運営

を基準に、よく考えれば当たり前のことかもしれないけど、それができたからこそ、今のアマゾンがあるということなんだろうな、と思いました。

 

紹介されているアマゾンのプリンシプルは大企業だからできることではなく、なんたって、30年まえにはなかったわけで、スタートアップから大きくなってきて、すべての規模の段階で貫かれてきた考え方です。だから、どんな規模の企業においても参考になることだと思いました。

 

おすすめ度 ★★★★★ 

 

D.本の情報

  題 アマゾンの最強の働き方

 著者 コリン・ブライアー、ビル・カー

 監訳 粋川謙

 訳者 須川綾子

発行所 ダイヤモンド社

発行日 2022年1月25日